私は恵まれている方だと思うけど,それでもやっぱり,私達が住んでいることを嫌がる人もいる。
私達よりあとに越して来たのに。。。とも思うけど,こういう問題はどうすることもできない。難しい。
昨日,突然保健所の人がやって来た。
我が家の鶏が近所に迷惑をかけているというのだ。
そんな。。。日本のように隣近所がひしめいている訳でもない。
それなりに隣近所が離れてる中で暮らしてる。雌鳥ばかりで鳴き声がきこえるわけでもない。
それでも,通報されたら仕方がない。
ああ。嫌がらせだなと直ぐにわかるけど,こちらも後ろめたいことがあるわけでもない。保健所の方に全部みせると、調査に来た人達も??? 何も問題がないですね。って、それでも、今年は冬がながくて,ネズミやラットが異常繁殖しているのだとか。そこで、私がながい間堆積させて花壇を作ろうと思っていたコンポストをみて、これはネズミの巣になってしまう。すべて撤去してください。と言う。
そんな。。これはすべて,花壇を作りたくて,8年かけて作って来たところです。
撤去なんてしたくありませんし、する必要もない。
殆ど土です。 と抗議するけど、私が枯れ枝も混ぜてコンポストを作っていたことが良くなかったらしい。
草や枯れ葉だけが原料だったらネズミの巣になることはないけれど、枯れ枝が作る隙間にネズミが住みはじめてしまうというのだ。
それなら仕方がない。
どうしたらよいですか? と尋ねると、とにかく枝をすべて小さく砕いて、そして、それを土で覆ってしまう。それならかまわないって。
そして、それを3日以内にしないといけないと言う。
男手がある時ならまだしも,私一人でどうすればいいのか。
途方に暮れたけど、なんとかしなくてはいけない。
私が保健所の人に対応している姿を見届けるように、ウッドデッキで「通報者」らしき方がみてる。ああ、嫌らしいなあ。。と思うけど,こういう人は世界中どこにでもいる。
負けている訳にもいられない。
保健所の指導が入って,すぐに動く。
土を買ったり,シャベルを借りたり、
一輪車も借りて来た。
何とか,頑張らなくては。
それでも,夕方,ガソリンスタンドのおじさんとのおしゃべりで
とっても気持が和む、
ありがたいね。。。
そして今日
朝7時過ぎに車に乗ってる石灰を下ろしてたら、
Bがやって来てくれた。
近所のおじさん。Nobuko 話しはきいたよ。
大丈夫,今日は手伝うよ。って。
ありがたい,涙がでそう。。。
そして、まだ私は何も口にいれてなかったから、
ちょっとお水を飲んだりしてる間にも、Bは、もう
大きな庭ばさみや鍬をつかって、枝を切ってくれている。
そして、土は10時頃に到着すると言われてたのに。
何と,朝の8時に配達されて来た。
大きなトラックで、ザッーっと配達完了
配達してくれたお兄さん
これでいいかい?って。。。
そりゃ。。。裏まで運んでほしいけど、
そんなことお願いできないもんね。。。って笑う(笑)
はあ。。。すごい。
それでもなんとかするしかない。
頑張ろう。。。。と思いながら、ちょっと買い物に。
そして車を道路に駐車した。
そしたら,丁度前のお家のパパさんが,
子ども達をキャンプに送ろうとしてるとこだった。
パパさん,何だか慌ててる。
えっ? 私の車,みえてるよね。。。えっ???
って,思ってる間に,ゴッンとぶつかって来た。
私の車もドッカンと揺れる。。。
Nobuko大丈夫かい?っておりて来たパパさん。私は大丈夫,それよりそちらの車のダメージは?って言ったら、大丈夫かすり傷だよって。私の車もこすれてるけど,特に異常はない。それなら大丈夫,心配しないで。ってお互い笑顔で別れた。我がご近所は、いつもこんな風に回って来た。大切にしたいな
— 風信子 (@studiohyacinth) 2015, 8月 7
パパさんも、お互いスクラッチだらけの車にのってるからよかった。
って。。。
それって,私のセリフじゃない??って言う気もするけど(笑)
Bとも相談して、
塀にいろいろあいている穴をきちんとふさいだ方が良いのでは?ということに
そこで,急きょコンクリートを買いに行く。
私がよくいく時間帯はすいてることが多いのに、
さすが朝早いと、プロの方々がひしめいてる。。。
プロの方々がいろいろ調達してるよこで、
私も小口ながら,コンクリートをゲット(笑)
家に帰ってくると、私がいない間にもBが着々と先に進めてくれている。
長年堆積してた木や枝。。。
それを掘り起こして,小さく切っていく。
枝が重なっているところに,ネズミが住むというのだ。。。
土に埋もれてる枝を掘り起こすのも一苦労。
太い枝は、Bがチェンソーを使って切ってくれる。
我ながら,よくもまあ、これだけ堆積させたね。
まあ,8年間の賜物だけど。。
そして、午前中いっぱいかかって、
木を全部小さく砕いた。
あとは石灰をまいて、土をかぶせて行く。
Bにもさすがにひと休みしてもらって、
その間に私はコンクリートを使って左官仕事。。。
お昼を差し入れしてくれた。
手作りのピザ♪
おいしいね〜 ありがとね〜
なんていっぱい食べてひと休みしてたら,友が
「さあやろうか♪」って言う。
???って思ったら,
手伝うつもりで来たんだよって。
そんな、きゃしゃなあなたにしてもらうの申し訳ないっと思ったけど、
ほんとにありがたい。
甘えて一緒に働いてもらう。。。
午後2時を過ぎた頃、もう一人強力な助っ人があらわれた。
Dちゃん。
あああ。。。男手ってこんなにありがたいんだなあ。。
私なんかのパワーと,ほんと違う。
どんどん土を運んでくれる。
そして,チアガールも一緒に(笑)
そのうち、またBもHもやって来てくれて、
大勢でワイワイ,たいへんだけど,案外楽しくなって来た♪
夕方5時ちかくになったら、
あんなにすごかったところが,大きな庭になって来た。
もう,これで花壇にだってできそう。
災い転じて福となす。
正にそんな感じ。
大きなコンポストだったところが,庭の一部になってくれた。
私一人でやってたら、どうなったことやら
この男手さん達のお陰でどれほど助かったことか。。。
土はまだまだ山のようにあるけど、
これで、全部コンポストを覆うことができた。
これで保健所の人にも注意されないね。
ありがたい。
さすがに一日中土方仕事をして、
ちょっと立っているのも辛い感じ。
別に痛みがある訳でもないけど、ただただ疲れてる。
もう,今夜は早く寝よう。。。
それでも、この街が、きっとNobuko の故郷になる。
そう言って慰めてくれた友の言葉がよみがえって涙がでた。
またひとつ、この街に、大切な思い出が増えたね。
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