のような気分だった。
そりゃそうでしょ、ってはっきりと気が付けばわかるのに、なんともまあ。。。
そうそう、私は去年もここでつまづいたのだ。
R 20がボストンポストロードであるとは思うけど、こんなハイウエイ歩けない。
どうしたらいいかなあ。。。って、今日も仕事で車を運転しながらぼーっと考えてた。
そこで、あっ! もしかして! っと本当にはっきりと認識したのだ。
道の成り立ちだ!自分が田舎で育ったくせに、なぜ気がつかなかったのか!
高度経済成長とともにマイカーが普及して、車に便利な道がどんどん舗装される。
少しでも速く走れるようにまっすぐな道を作る。
私はまさに日本がそう転換していく時代。日本列島改造論を体現して育ったくせに何を今更!
小さな可愛い図書館。
見かけないアジア人がうろちょろしてる。なんだろう?と思われたのかもしれない。
館長さんが声をかけてきた。
何かお探しですか?って😆
よくぞ聞いてくれました、って感じ。早速説明を始める。
ボストンポストロードを歩いてみたいこと。R 20を歩けば良いと思ってたけど、違うということにたった今気がついたこと。そんなことを伝えていたら、館長さんったら、どうぞこちらへ。って館長室に通してくれた。
私の話を聞きながら、一緒にウェブサイトを調べてくれた。
彼女もこの町の館長さんをしていても、近くにお住いではないのだとか。
私から聞くことが初めてのことも多いらしく、興味を持って聞いてくれた。
そして、これから少しでも何か情報があったら教えてくれると約束してくれた。
私が送ったお礼メールへの返信にもそれが伝わってくる、なんだかとっても嬉しい出会い。
よし! これでやれる!これで歩ける! ってようやくわかった1日だった。
鱗が落ちてしまえば、当たり前じゃない!って言いたくなるようなこと。
なぜ今まで気がつかなかったのだろう。
実際、私が最初に不思議に思ったのは、なぜWayside Inn がこんな静かな場所で経営が成り立っていたのかということ。
ワシントンがその前を通っているという事実だったのに。
それなのに、ずっとボストンポストロードと呼ばれるR 20 というイメージ、それに囚われていたのだ。
人の往来が街を作る。
経済の動きが道を作るのだから、昔からある街をつなぐ道。
それがまさに私が歩きたい道であるはずなのに、そんなことに目がいかなかったのだ。
少し道を歩いてみた。
小さな街の小さなハイスクール。
世界大戦に従軍された方達のお名前の碑。
それでも、街は点在してる。
だからこそ、それならそれで、その街の歴史を調べたら、どの街がポストロードとしてつながっていたかわかるはずだ。それもそれでなんて楽しいことだろう。
やったやった!! ようやく、本当に歩ける気がしてきた。
さあ、出発!!😆
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